8月5日、余市町から加工会社の会長、果樹の篤農家の3人が来園されました。10年ぶりに来られた方は、建物は変わっていませんが塗装などによって雰囲気が一変していて、少し驚いていました。また、今年植えたぶどうの樹の仕立て方などの指導をいただきました。いつも多くの方々との出会いにより、多くの技術を伝授していただき、感謝しております。ちなみに今年植えたドイツ系の赤ワイン用ぶどうアコロンの穂木は今回来られた余市町の安芸農園さんから分けていただいたものです。T
8月9日、大阪在住のいとこと視察研修で大阪、京都、熊本から5名が来園されました。みなさんシニア世代ですが、現役で頑張っている方々です。パワーポイントで農園の取り組みを紹介した後、軽トラに乗って畑ツアーを体験していただきました。食事はワインを飲みながら地元の料理店の弁当と農園の野菜のオリーブ焼きを味わっていただき、野菜とワインを堪能していただきました。今後、農園のテーマは野菜とワインにしたいと思っています。T
8月13日から一週間、WWOOFのヘンリーさんが来ました。イギリスからでケンブリッジ大学院生です。 まじめで一生懸命仕事を手伝ってくれました。また、農園スタッフや家族と仲良くなり交流を深めて別れを惜しみながら帰っていきました。WWOOF(ウーフ)とは、World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字です。WWOOFは、有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋いでいます。世界30か国くらいの人たちが加入しており、7月からホスト登録をしました。実は20年ほど前にも数年間、ウーファー(手伝う人)の受入れをしたことがありました。このシステムは、金銭の授受はなく、宿泊と食事を提供する代わりに一日6時間、手伝ってもらう方法です。T
研修生やアルバイト、手伝いの人達用の宿泊施設が整備されました。もともとは班の集会施設でしたが、その後、障がい者のお昼の休憩施設として利用していました。今年からは、障がい者のみなさんが仕事に来なくなったので、シャワールームなどを設置して宿泊施設にしました。2名泊まれる部屋です。台所、冷蔵庫、洗濯機などひととおりの設備はあります。さっそく、ウーフのヘンリーが利用しました。T
8月21日から9月16日までの25日間WWOOFのお二人が手伝いに来てくれました。一人は台湾の女性ゾラさんで、もう一人は韓国男性のジョンさんです。ゾラさんは僅かな日本語を理解できますが、ジョンさんはほぼ出来ません。お二人とも英語は堪能で、とくにジョンさんはアメリカに20年以上住んでいました。お二人ともまじめで一生懸命仕事してくれています。休日は一週間に一回です。8月31日には富良野で開催されたジャズなどのぼんちフェス2025に行き休日を楽しんでいました。T
8月27日、東京の私立明星中学校3年生10名が農業体験で来園されました。天候がはっきりしないので、急遽、軽トラいっぱいに枝豆を収穫しておきました。時折、小雨が降り、畑での体験はせず枝豆の鞘取りとその枝豆を茹でて試食していただきました。試食の際、生徒さんの一人が手伝いますと言ってきました。自ら進んで行動する姿につい「いいですね」と発しました。T
8月29日、北海道中小企業家同友会札幌支部HOPEの20名が来園されました。職種も様々な会社経営者です。ぶどう畑を案内してコース料理とワインを楽しんでいただきました。中小企業の課題のひとつに後継者問題があります。事業を次世代にどうつないでいくかは、職種を問わず多くの経営者が抱えている問題です。事業承継も今回の目的のひとつとのことでした。昨年Uターンした息子たちも紹介させていただきました。T
8月上旬、とうもろこしの収穫をしました。今年は、例年より10日以上も早い収穫でした。孫たちも収穫体験をしました。サニーショコラという美味しい品種です。販売用ではなく自家用と贈答用で、ワイン畑の会の特別会員さんのプレゼントワインと同梱しても使用しています。T
8月25日から2日半で人参の収穫作業を行いました。人参畑は40年以上の長い間、隔年で人参を栽培してきた結果、連作障害が顕著になってきました。線虫という小さな虫の被害は、隔年の人参を栽培しない年に線虫が寄生できないイネ科の緑肥を作り続けた結果、かなり軽減されたのですが、原因不明の発芽障害がかなりの頻度で出てきました。写真の人参は久し振りに人参畑らしい人参です。この畑は長い間、人参栽培がなされていない畑です。品質は、どちらの人参も変わりませんが、無農薬栽培ですので、最終的には雑草でいっぱいになりました。T
8月30日、全国から集まった20代から60代までの方々20名が来園されました。研修目的は仕事をどうとらえるかのようでした。ぶどう畑の案内から始まり、パワーポイントを使って一年の流れを説明させていただきました。その後は、多くの質問を受けました。参加者のみなさんの真剣度が伝わる質問が多くあり、私は、自身の経験から答えさせていただきました。とくに農業を志そうとするかたも幾人かおられるとのことで、心がけることはとの質問には、「改善するプロセスを楽しむのが農業である」(元ぶどう農家の杉山氏のことば)を引用して話をさせて頂きました。T
5歳と8歳の男の子の孫と新富良野プリンスホテルのニングルテラスに行ってきました。林の中にいくつも立ち並ぶログハウスの小さなショップは冬に訪れたことはありますが、夏は初めてでした。近くには小川も流れており、癒しの空間でした。孫たちは小走りにショップを周ってお気に入りの小物を探していました。孫たちには格好の運動の場でもありました。T
旭川市の隣町、東川町で4年生の孫のサッカーの試合観戦に行きました。2歳4か月の孫も一緒です。この町は人口8,700人ほどですが、全道的にも珍しく人口が増え続けている町です。サッカー場は大きなフェンスと立派な照明が設備され、さらにプロサッカーチームの練習場として同じ規模のサッカー場を造成中でした。隣接してとてつもなく大きい小学校の校舎がありました。また、一昨年、完成した多世代が利用できる施設にも行ってみましたが、充実した施設で2歳の孫と2時間、遊んで弁当を食べて過ごしました。この町の特徴は、子育て世代に喜ばれる施設や体制が充実していることです。住んで子育てをしたい場所になっています。T
8月下旬から最高気温が20℃代になってきて、過ごしやすい日が多くなってきました。道外では依然として猛暑が続いているようです。先日、千葉県にいる高齢のいとこに電話をしたところ暑くて暑くて外には出られないとのことでした。8月下旬から早いところでは稲刈りが始まりました。やはり、コメの値段が気になりますが、近くのコメ農家に話を聞くとJAの暫定払い金もこれまでになく高いと驚いていました。コメ離れが心配だとも言っていました。減反政策とコメ不足、相矛盾する現象をどうとらえたらいいのでしょうか。日本の主食のコメ不足と高騰は明らかに国の失政によるものだと思います。コメを国が高く買って、消費者には安く売るその逆ザヤを税金で賄う、いわゆる元の食管制度的な施策が必要なのかもしれません。T