9月中旬、防鳥ネットを張りました。昨年は、全道的に果樹の鳥害が多く、当農園もムクドリの大量襲来を受けてかなりのぶどうが被害に遭いました。今年は、ぶどうの実っている範囲にネットを張ることにしました。ただ、防鳥用のネットは価格も高いため、麦稈ロールネットという牧草を梱包した外側を包むネットを使用することにしました。重さ30㎏ほどのネットを巻いたロールを軽トラに装着する装置を地元の大工さんに作ってもらいました。なかなかの優れものでスムーズに張れました。収穫後のネット回収に課題がありますが、それも考案してくれるとのことでした。T
鳥獣害対策として鹿、小動物、鳥類などに忌避効果のある高周波音を照射する装置をぶどう畑の真ん中に設置しました。効果のほどは未知数ですが、使用しながら効果的な周波数や高さなどをつかんでいくことになります。この装置は車に衝突する鹿を避けるために開発されたもので、ネットと共に鳥害から守ることができればと思います。T
9月26日からぶどうの収穫を始めました。最初に収穫したバッカスは、昨年12月上旬の低温による凍害が影響し、春の萌芽期にはかつてない萌芽状況でした。しかし萌芽したぶどうに花芽がきちんと付き、開花期の雨をクリアできたため結果的には豊作でした。9月30日に収穫したミュラー・トゥルガウも豊作でした。美味しいワインになることを願って収穫と仕込み作業が続きます。T
9月6日からさっぽろオータムフェスト2024が開催され、初日に生産者ブースに参加しました。その後、札幌へ行った際にも立ち寄りましたが、平日にも関わらず観光客など多くの人で賑わっていました。北海道の人口の半分は190万都市のこの札幌圏に集中しており、賑わいは道内の他の街とは比べ物になりません。。T