11月30日、北海道浦臼町でぶどう剪定セミナーがあり参加してきました。講師は、フランス国家認定醸造士の資格をもつ榎本登貴男氏です。雪が降る悪天候のなか20名ほどが受講しました。榎本氏の訳本、シカバック著のブドウ樹の生理と剪定方法があります。訳本はすでに購入済みで、ある程度は理解していましたが、直接、説明を受けることができ、さらに北海道ワインの鶴沼ぶどう畑での現地講習もあり、有意義なセミナーでした。T
ぶどうの樹の雪かけ作業が12月に入り断続的に続いています。最初に掛けた雪は一度、全部融けてしまいました。12月13日以降、寒さも厳しくなり降雪量も増えたため改めてかけ直しています。ぶどうの樹を冬の寒さから守るため多くの労力を要することになりますが、雪の中はマイナス3℃前後と暖かです。
雪が降ってぶどうの剪定作業などが一段落したので、農園に隣接している旧東中中学校のテニスコートの周りや中に生えている木の伐採作業を行いました。このまま放置していると動物の棲家になります。現に野兎が棲み付き、昨年の春にはぶどうの若木の新芽を食べられる被害が発生しています。冬の間に少しずつ下枝払いなども含めて整備していきたいと思っています。すべてボランティアですが、所有者の町が環境整備を予算化せず、何もしないのは残念なことです。