宿泊客の朝食用のおやきづくりをしました。今年は、切り干し大根、うの花、かぼちゃの3種類です。今回は手作りで行いました。このおやきづくりは十数年前から行っており、宿泊客の朝食の主食にしています。当時は野菜作りがメインでしたので、野菜農家が作る加工品としてはぴったりだとの思いと子供やお年寄りの健康なおやつ、若い方々の食事の合間のおやつとして提供したいとの思いで始めました。おやきのために冷凍食品製造業や飲食店営業の許可も取得しました。設備投資もかなり行っており、本腰を入れて事業として取り組む予定でしたが、畑や宿などさまざまな取り組みが増えて軌道に乗せることはできませんでしたが、せっかく始めた事業ですのでその灯を消さないように細々と続けてきています。T
ぶどう畑にサブソイラーという作業機で心土破砕をしました。サブソイラーは60㎝位までの土中に硬い羽のようなものを入れ排水性、通気性を良くする土壌改良です。ぶどう畑はトラクターなどのタイヤが幾度となく通り、その通り道は土壌が硬くなっています。T
4月25日、ピノ・ノワール200本の苗植えを行いました。最近は天候不順でなかなかいい日が無かったのですが、この日は天候にも恵まれて福祉事業所の利用者さんと一緒に植えて、午前中に無事終えました。この苗木は3年後に収穫を迎えます。ピノ・ノワールはクローンによって大きく違いが出る品種です。畑はぶどう畑が大半を占めて、りんご畑もあり、果樹園に様変わりしました。T
4月15日、多田シードルをリリースしました。原料のりんごは100%自社栽培です。昨年までは余市産のりんごを使用していましたが、初めての自社栽培りんごのみを使用したシードルができ、大変うれしく思っています。りんごの苗木を植えて6年目でようやくシードルができました。品種は紅玉が82%、ふじが18%です。紅玉の酸味とほのかな甘味が上品にでています。テースティングコメントは、ドライな香り。フレッシュなりんご香、トーストのようなニュアンスも。酸は穏やかで、エレガントで軽やかな味わい。まさに淡麗辛口シードル。幅広い食事に合わせることができます。T
4月15日、紅玉りんごジャムを農園内ショップで販売し始めました。糖度を抑えた紅玉の酸味がいいジャムです。粘性をもたせるためのペクチンが入っていませんので、少し粘りはありませんが、ナチュラルで美味しいジャムです。T
4月12日、近隣の地域で共同利用している湧水の水源地の確認と清掃作業など行いました。この水源地では豊富な湧水が自噴しており、現在10戸が利用しています。水質は軟水でコーヒーやお茶など大変美味しくなります。しかし、昨年近くの山林の伐採があり、少し水量が落ちてきています。さらに、今年水源地を含む約5ヘクタールの山林の伐採が計画されています。そこで、水資源を守るためにどうするか役場、土地改良区の職員の方々に来ていただき検討しました。現在、土地所有者が木を木材会社にすでに売っており、伐採は致し方ないのですが、水源地周辺の木も伐採するのかを話し合いました。伐採すると間違いなく水量はさらに減少します。しかし、倒木の恐れもあり、今後を考えると、一時水量が落ちても伐採し植林してもらった方がいいということに落ち着きました。山の水と木は大変密接な関係にあることが実証されています。写真の小屋の中で湧水が自噴しています。T