2月28日、オーストリアのアンドレアス・ヴィトゼアさんが3年ぶりに来園されました。親日家というより親北海道家といっていいほど北海道が好きで、コロナ前には、幾度も北海道に来ていたそうです。2020年2月18日に来園されているので、ちょうどコロナが急激に感染し始めた時期に来ていました。その後、ロンドンにも事務所を持っているそうで、ご注文いただいてシャルドネとピノ・ノワールを送ったことがあります。家にはいつも多田農園のリーフレットを貼って見ていたそうです。本当にうれしいことです。この日は、山岳やスキーガイドの石坂さん、中富良野のノーザンスターロッジのオーナー加藤さんも一緒に来園されました。T
3月1日、地元で唯一の大型スーパーふじにあるかみふらの軽トラ市の直売コーナーににんじん、りんご、梨の3種類のジュースの詰め合わせセットを販売しました。昨年も3月は、いろいろな行事があるので、地元産ギフト商品として利用していただきました。直売コーナーには野菜などが栽培できないので僅かな越冬野菜や豆類が販売されていますが、加工品は少し賑わいを演出するのに役立っています。T
3月16日、酒類販売管理者講習を受講してきました。この講習は3年ごとに更新しなければなりません。数年前までは義務ではなかったのですが、特に未成年者への飲酒を防ぐ対策が強化され、受講が義務化となったようです。未成年者の飲酒は、脳の発達に大きな影響を及ぼすことなどから、販売には厳格化が求められています。酒類の販売には必ず酒類販売管理者をおかなければなりません。そして、店舗には決められた文字のポイントで表示をしなければなりません。T
3月20日、年2回義務付けられている消防訓練を実施しました。この日は地元消防署の署員に来て頂いて、消火器の使い方訓練と通報訓練を行いました。福祉事業所の利用者さんも参加して10名で行いました。消防署員から丁寧な説明があり、訓練用の消火器を使って目標の火点目指して消火訓練をしました。消火器の取り扱いは簡単ですが、いざというときには多くの方がパニックになり、スムーズに動作ができないようです。また、通報訓練も携帯から本番と同じような手順で行いました。どちらも大事な訓練です。T
農園内にあるプチペンション田舎俱楽部の夕食メニューに、上富良野町にある「ほり田」という料理店の弁当も加わりました。先月号でも紹介しました同じく地元の料理店「ゐ―まーる店」と2店で、都合に合わせて月~金曜日までの夕食を担っていただくことになりました。また、土・日は昨年同様、豚サガリのバーベキューを行います。T
3月30日、ぶどう畑でフキノトウを見つけました。群生するふきのとうもいいですが、ぶどう畑に生えているひとつのフキノトウもいいものです。不思議と存在感があります。T
今年の雪解けは例年より早く、残雪は少しありましたが3月20日からぶどう畑やりんごの樹の剪定作業を始めました。しかし、昨年末の大雪により、ぶどう畑の多くの針金が切れてしまいました。こんなことは初めてです。また、2007年に植栽したピノ・ノワールと2011年に植栽したシャルドネが病気等により生育や収量が芳しくなかったので潰す予定でいましたが、雪解けと同時に顔を出したぶどう樹の短梢(結果枝という今年、芽が出る枝)を見て、決断が揺らいでしまいました。結局、廃耕にしないで残すことにしました。不思議なことに昨年末の大雪により、ぶどうの樹に雪かけをしないでも凍害から守られていました。T