日本ワインコンクールでシャルドネ2020が銅賞を受賞しましたので、北海道新聞社富良野支局から取材を受けました。記者の方が当ワインを飲んでいただいており、個人的にも支援していただいて心のこもった記事を書いていただきました。日本ワインコンクール事務局から審査結果が送られてきましたが、25名の審査員が細かな採点項目に点数を入れ合計点数で各賞が決められます。ラベルは隠したブラインドテースティングですのでメーカー名は分かりません。厳しいコンクールで銅賞の価値を改めて感じています。T
テースティングコメントは「サーモンピンク。粘性はやや弱めです。梅やグレープフルーツの香り。八朔や甘夏柑といった柑橘系の香り。綿あめのニュアンス。若干発酸を感じますが、時間とともに消えていきます。温度が上がってくるとほんのりとブルーベリー系の香りがあらわれてきます。酸はやや高めで、ほんのりとしたベリー系の果実甘味を感じます。中盤はやさしい渋みや苦味といったタンニン由来の要素がほんのりとでてきます。余韻はやや短め。」価格は3,520円(税込)、生産量は約800本です。T
8月21日、農園121年目のワインを造るため、ブレンドのテースティングを行いました。今年は、赤ワインのみで、ピノ・ノワール、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンの3種類のブレンドです。メルロは全房仕込みのワインです。昨年の120田園ルージュESより少し深みのある包容力のあるワインになったかと思います。ボトリングは9月中旬で10月上旬のリリースを予定しています。生産量は約1,500本です。T
8月20日からワイン畑の会4期の募集を始めました。3期は一口12,000円でしたが、4期は15,000円とさせていただきました。特典として3年間、年1本ずつワインをお送りし、多田ワイン購入の際は10%割引があります。3期は3,000円以下のワイン(送料込みで4,000円程度)でしたが、4期は1本4,000円近いワイン(送料込みで5,000円程度)をお送りできるようにしました。また、新たに特別会員の募集も始めました。1年で会費は55,000円です。2か月に1回、年間12種類のワインをお送りする予定です。会員さんが一定以上集まりましたら会員さん限定ワインも造りたいと思っています。その他、毎月発行の農園通信もワインと一緒にお送りさせていただきます。多田ワインを購入の際はワイン畑の会員さん同様10%割引です。T
春に植えた球根のカサブランカ(百合)の花が見事に開花しました。周りには花が無いのでたった3本ですが存在感があります。また、芝生に植えたバラが、毎年秋まで美しい花を次から次へと咲かせて楽しませてくれています。白い百合の花の花言葉は「純潔」「威厳」だそうです。赤いバラは「愛情」「美」「情熱」「恋」などの花言葉があります。T
小学校1年生の孫の初めての夏休みは、毎日、町営プール通いでした。10メートル位のプールでクロールのような泳ぎができるまでになりました。初めてプールサイドで見学しましたが、かなり暑く大変でした。70歳代男性の監視委員の話では室温が42℃になることもあるそうです。監視委員さんも、暑さ対策は必要と痛感しました。T
今年は6月後半から雨の多い日が続き、例年以上ぶどうに病気が発生しています。農園の防除体制はトラクターに装着する防除機をぶどう用に改造したものをこの15年位使用しています。果樹園で使用している専用の防除機と比べて散布薬量が30~50%程度と少なめです。今年の多雨では回数も含めて少ないため病気が多発してしまいました。病気は予防が一番の防除法なので、病気が発生してしまったら、いかに被害を最小限に抑えるかを徹底するしかありません。病気にかかった葉を取り除いたり、病気の実をピンセットで取り除いたりの作業をしています。定期的な薬剤の防除もしていかなければ防ぎきることはできません。天候が大きく変化していく中で栽培技術も見直しが求められています。T