ワイン用のぶどうは、昨年の気候が合ったのでしょうか、かなり良い出来でした。糖度が23度、酸度9%と醸造家の評価は良いとのことでした。栽培歴4年のぶどうとしては上々とのことで、うれしく思っています。
昨年10月半ばに収穫したぶどうは、すぐ委託醸造先の岩見沢市にある宝水ワイナリーに運び入れ、当農園専用タンクに搾って入れ、10日ほどでワインになりました。その後は、澱引きといって酒石酸を取り除く作業が行われた後、樽熟成をして今年4月3日に樽から瓶詰めをしました。
さらに、瓶熟成を経て、今年の10月に多田ワインが初めて世にでることになります。
10月はぶどうの収穫期でもあり、小さなワイン祭りでもできればと思っています。
先日、雨と寒い日が続く僅かな合間に、ピノ・ノワールの苗木300本を植えました。この苗木は、1月末より募集しているワイン用のぶどうの樹のオーナー制の苗木でもあります。今後、番号札を付けて管理していきたいと思っています。
多くの皆様にご支援いただき、心より感謝いたしております。今年は、さらに白ワインのシャルドネの苗木450本を植えます。今年からは、このぶどう畑で障がいをもった人たちに作業をしてもらいたいと考えています。
今後もオーナー制で皆様に支援していただきながら、障がいをもった人たちの働く場をより多く提供できるように力を注ぎたいと思っています。
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