多田ワイン物語2010年・・2007年、700本のぶどうの苗木から始まりました。

多田ワイナリー4年前、あるワイナリーの社長との出会いが縁でワイン用のぶどうを栽培することになりました。それは、ほぼ突然のできごとでした。
ワインについての知識もありませんし、ぶどうなどの果樹栽培の経験もなく自信もありませんでした。
しかし、昨年、初めて収穫することができうれしさと同時にぶどうのもつ魅力に少しずつ引き込まれていきました。
さらに、ワインの奥深さも少しうかがい知ることができるようになってきました。先日、訪仏の際に、世界有数のワイン産地のブルゴーニュ地方にも足を伸ばし、ワイナリーを訪問させていただきました。
なによりも世界最高のワイン産地を訪問できたのは、大きな収穫でもありました。

ぶどう今年は、ピノ・ノワールのオリジナルワインが出来る予定です。もちろんワイナリーをもつことはできませんので、委託でのワイン製造になりますが、原料のぶどうは100%自前のものです。30数年前、幻の赤ワインという本を読んで国内のワイナリーを訪ねた経験があります。
また、4年前は、カリフォルニアワインの産地ナパバレーに行く機会があり、レンタカーでゆっくり見てまわったこともありましたが、本当にワイン用のぶどうを栽培して、オリジナルワインをつくろうかなんて思いもしませんでした。
昨年の収穫したぶどうはジュースとしてようやく酒石酸が沈殿して瓶詰めを終え、まもなく販売できます。超高級ぶどうジュースです。
昨今、生産から加工・販売などを手がけるという意味の農業の6次産業化が叫ばれるようになりました。農業の6次産業化を実践中ですが、実際一農家が取り組むことは容易なことではないと実感しています。

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